ランドセルの素材について

ランドセルを作り上げている素材には様々な種類があります。

一番一般的な素材としてはクラリーノを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

クラリーノは化学繊維により作られている人工の皮革素材です。

一方、本革を使用したランドセルも根強い人気があります。

人工皮革、天然皮革それぞれにメリット・デメリットが有りますので、
ランドセル選びにおいて素材の選択は重要なポイントに成ります。

天然皮革の特徴

天然皮革は、人工皮革にはない本物の質感があり、
子供に良い物を持たせたい親御さんにはいまだに高い人気があります。

人工皮革と比べて水や汚れに弱いのは欠点ですが、
対策の表面加工がなされており神経質になることはありません。

また、重量も、軽量の人工皮革のランドセルと比べると重くなりがちです。

少々機能性を犠牲にしても、質感の高いものを持たせたい場合などは、
天然皮革のランドセルを選ぶようです。

ランドセルの素材として一般的に使用されるの天然皮革は牛革とコードバンです。

①牛革
ランドセル以外の鞄や雑貨などにも一番多く使われている皮革で、
革製品の王様です。

固く丈夫で、本革としては安価なことから人気があります。

②コードバン
馬の臀部からのみ取れる希少な皮革です。

馬の皮は牛革に比べると柔らかく強度に劣りますが、
おしりの部分の革だけは高密度で牛革を上回る強度があります。
目が細かくしなやかで美しいこともあり高級素材として知られています。

馬1頭からは、ランドセル2個分程度しか取れないとされていて、非常に高価です。

ランドセル素材としては最高級品になります。

人工皮革の特徴

人工皮革は、風合いや質感は天然皮革に敵いませんが、
軽量性や扱いやすさなどで現在はランドセル素材の主流となっています。

最大の特徴はその軽さで、牛革など天然皮革のランドセルよりも軽量になります。

また、水や汚れに強く、雨にぬれてもすぐに拭き取るなどしなくても大丈夫です。

引っ掻きにも強く、表面に傷が付きにくいとも長所です。

さらに、お値段も本革の製品よりも安めであるのが一般的です。

一口にランドセル用の人工皮革といっても様々な種類があります。

素材各社それぞれ力を入れて開発していますので、どれも優れた素材ですが、
やはりランドセルに使われてきた歴史と知名度からクラリーノのシェアが圧倒的です。

①クラリーノ

クラレが開発した人工皮革です。

ランドセルに採用された人工皮革のパイオニア的存在で、
ランドセル用人工皮革のシェアは7割にも達するそうです。

幅広いメーカーのランドセルに採用されています。


②タフガード

帝人コードレ株式会社が開発した人工皮革です。

ニトリと帝人が共同開発したランドセル用素材です。

ニトリのランドセルなどに採用されています。


③エアヌール

東レが開発した人工皮革です。

ハネッセルのランドセルなどに採用されています。


④エクセーヌクラッセ

東レが開発したランドセル用人工皮革です。

ハネッセルのランドセルなどに採用されています。

⑤ベルバイオ

株式会社FILWELが製造するランドセル用の人工皮革です。

ららちゃんランドセルなどに採用されています。

ランドセルの素材はどれがいいの?

本物の質感を持っている上質なランドセルを求めるなら本革ですが、
もはや機能性では人工の素材が上回っています。

値段も安いため、現在では人工皮革が完全に主流です。

絶対に本革のランドセルを持たせたい、特別なランドセルを持たせたい、
などの強い思い入れが無い限り、機能的な人工皮革を選ぶのが合理的です。

今や売れているランドセルの9割は人工皮革ともいわれています。

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